PT. NICHINDO MANADO SUISAN 概要
インドネシアは世界有数の水産資源国です。「PT. NICHINDO MANADO SUISAN」はその豊富な資源を活かして、かつお節や削り節、出汁粉末などの製品を製造しています。創業以来、日本の企業である株式会社マルモ(Marumo Co., Ltd.)の技術協力を受け、高品質かつ安全な製品づくりに取り組んできました。2015年からは正式に合弁会社として株式会社マルモとの提携を深め、製造技術と品質管理体制をさらに強化。現在ではインドネシア、日本をはじめ、アジア・北米など世界各国へ製品を展開しています。
歴史
「PT. NICHINDO MANADO SUISAN」は、1995年に「PT. SARUNTAWAYA」として、日本の老舗鰹節メーカー・株式会社マルモの技術協力のもと、豊かな海に囲まれたインドネシア・北スラウェシ州でかつお節の製造を始めました。2000年には現在の社名に改め、新工場を設立。安定した生産基盤を築き、国内外への供給体制を強化してきました。
品質と衛生管理への取り組みとして、2010年には国際的な食品安全基準であるHACCP認証を取得。さらに2013年には削り節の製造にも着手し、現在では出汁粉末やふりかけ(アボン)といった付加価値の高い製品開発も進めています。
2015年には、長年の協力関係を経て株式会社マルモとの正式な合弁契約を締結。日本食への関心が世界的に広がる中、北スラウェシという恵まれた立地と日本の高い技術力を融合させ、グローバル市場に向けた高品質な製品供給を推進しています。
【年表】:
- 1995年 _____ 「PT. SARUNTAWAYA」としてかつお節の生産を開
- 2000年 _____ 「PT. NICHINDO MANADO SUISAN」へ社名変更、新工場設立
- 2002年 _____ かつお節の本格生産を開始
- 2010年 _____ HACCP認証を取得
- 2013年 _____ 削り節など高付加価値商品→かつお節を使用した商品の生産を開始
- 2015年 _____ 株式会社マルモの出資を受け、合弁契約締結
- 2018年〜現在 _____ 高付加価値製品→かつお節を使用した商品の生産を拡大
会社概要
会社名 | : | PT. NICHINDO MANADO SUISAN |
住所 | : | Jl.Trans Sulawesi Km. 52. Pondang Lingk. VII, Amurang, Sulawesi Utara-Indonesia |
代表取締役社長 | : | ウィリー・リストン・マンチョロ(Willy Liston Mantjoro, SPi. MSc. PhD) |
設立年 | : | 2000年 |
ビジョン
PT. NICHINDO MANADO SUISAN を、高品質な鰹節→かつお節製品ブランドとして、国内外で認知される企業にすること。
ミッション
- SNI(インドネシア国家基準)に基づいた安全で高品質な原材料を使用する
- 一貫したGMP(適正製造工程)の実施
- 熟練かつ有能な人材の育成と活用
- 衛生管理基準に適合した設備の整備と維持管理